乾燥肌、シェーグレン症候群を疑う場合も
冬になると乾燥肌に悩む方はぐっと増えますが、中には違う病気による乾燥症状である場合があります。
シェーグレン症候群。ご存知ですか?
シェーグレン症候群は自己免疫疾患で、本来は外からの異物から身体を守るはずの免疫機能がおかしくなって、自分の涙腺、唾液腺、汗腺、皮脂腺などを攻撃してしまい、
働きを衰えさせてしまって、全身に乾燥症状を強く出させる病気です。
お肌の乾燥(ドライスキン)のほかに、ドライアイ、ドライマウスなどの症状が同時に表れます。
・ドライアイ・・・光がまぶしく感じる、目がゴロゴロする
・ドライマウス・・・口が渇く、食事が飲み込みにくい
・ドライスキン・・・肌がかゆくて掻きむしる、ヒフが硬く魚のウロコ状になる
やっかいなのは老化に伴う体の乾燥症状と区別がつかないこと。
わからないからお医者さんに行くひともとても少ないです。
乾燥のほかにこんな症状がいっしょに出ていたら、医師に相談してください。
- 微熱が続く
- 冬に指先が冷たくなり、しびれたりする(レイノー現象)