手あれ・手荒れとは?
当てはまる方は多いと思いますが、手あれは、水仕事をよくしたり、お札をよく扱ったりする、主婦、美容師、飲食店員、銀行員などにみられる進行性指掌角皮症という病気です。
利き手の親指中指の指先から、乾燥して皮膚が剥がれ落ち、さらに硬くなってひび割れたり、指紋がなくなったりもします。
子供のころにアトピー性皮膚炎を患ったことのある方に多いようです。
手あれが進行するとほとんど全部の指に広がり、乾燥、角化、落屑がみられ、手のひらにも拡大していきます。乾燥する冬にひどくなり夏の間は軽いのが特徴です。
落屑は「らくせつ」、角化は「かくか」と読みます。
気をつけたいのは手洗いをしすぎないこと。
近年は頻繁に手洗いをすることを良しとする傾向がありますが、
たいして汚れてもいないのに手を洗うことは手荒れを悪化させます。